お正月明けの七草粥に使う春の七草とは? 種類と効能を改めて確認

お正月終わりに食べるのが良いとされている七草粥。

ところで、春の七草とは言うけれど、七草って何と何?という人は多いはず。春の七草とその効能とは。

七草粥の写真

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春の七草とその効能

 

元々の「七草」は秋の七草を指し、小正月1月15日のものは「七種」と書く。この七種も「ななくさ」と読み、一般には7日正月のものを七草と書くなど、現在では元々の意味がわからなくなり、風習だけが形式として残った。これらの事から、人日の風習と小正月の風習が混ざり、1月7日に「七草粥」が食べられるようになったと考えられる。(wikipedia)

 

ということで、そもそも何故1月7日に七草粥を食べるようになったか、その理由はもうすでに定かではないのですが、お正月に飲み食いをし続けて疲れた胃を休めるのに丁度よいということで、現在でもこの風習が残っているようです。


 

春の七草その1 せり 芹 セリ

セリの写真

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別名はシロネグサ。七草粥として食べる風習があるため、1月頃であればスーパーマーケットで束で売られています。ビタミンCとβカロチンを豊富に含む他、解熱作用、鎮静効果、肝機能強化にも役立ちます。


 

春の七草その2 なずな 薺 ナズナ

ナズナの写真

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別名ペンペン草。子供の頃に葉を少し割いて、ペチペチと音を鳴らして遊んだ記憶がある人も多いのではないでしょうか?あの完全に雑草だと思っていた葉は、春の七草の一つ。殺菌、消炎、血行促進、利尿などの作用があり、消化器官を正常にする作用もあります。健康茶としても注目が集まる薬効の高い植物です。


 

春の七草その3 ごぎょう 御形 ゴギョウ

ゴギョウの写真

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別名ハハコグサ。明治頃になりヨモギが使われるようになる前は、草餅の材料としても広く使われていたようです。咳を鎮めたり、痰を切る去痰作用があるため、風邪の時のハーブティーとしても用いられ、煎じたものでうがいをしても効果的です。全草を乾燥させたものの生薬名は鼠麹草(そきくそう)です。


 

春の七草その4 はこべ 繁縷 ハコベ

ハコベの写真

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ハコベラとも呼ばれます。春先に道端で見かけることの出来るこの植物も春の七草。その昔はこのハコベを炒ってから粉末にしたものと塩をまぜて歯磨き粉にしていたようです。コレステロールの抑制作用や免疫強化作用、健胃作用があると言われています。その他にも、歯槽膿漏予防や母乳の出をよくするために、民間療法として用いられてきました。


 

春の七草その5 ほとけのざ 仏の座 ホトケノザ

ホトケノザの写真

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別名コオニタビラコ(小鬼田平子)。ユニークな名前の植物ですが、実はシソ科の一年草に同じホトケノザという名前の植物があり、こちらを春の七草として食してしまうという事例があるので注意が必要です。シソ科のホトケノザは食べられません。
七草として用いられるのはキク科のホトケノザ(コオニタビラコ)です。健胃、整腸、高血圧予防の効果があると言われています。


 

春の七草その6 すずな 菘 スズナ

カブの写真

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春の七草の一つ、スズナは私たちが普段からよく口にしているカブの事です。昔はカブの事をスズナと呼んだのですね。七草粥と言うからには、お粥に使われるのは主に葉の部分。カブの葉は白い根の部分より栄養が豊富で、ビタミンA、B、Cやミネラル、カルシウムを豊富に含んでいます。


 

春の七草その6 すずしろ 蘿蔔 スズシロ

スズシロ 大根の写真

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春の七草、最後はスズシロ。こちらも普段私たちが食べている食材、大根です。大根の葉もカブの葉と同様に栄養の宝庫、ビタミン、ミネラルはもちろん、βカロチンや食物繊維、も豊富で、ほうれん草並みの鉄分も含んでいます。七草粥に限らず、普段から積極的に食べたい食材です。


 

レシピ:七草粥の作り方

最後に、七草粥のレシピを。といっても普通にお粥を作って塩で味を調え、最後に七草を入れて、さっと火を通すだけなのですが。囃し歌を歌いながら七草を刻む風習が日本各地にはあり、地方によって歌詞が違うようです。

7種の野菜を刻んで入れたかゆを七草がゆといい、邪気を払い万病を除く占いとして食べる。呪術的な意味ばかりでなく、御節料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もある。
七種は、前日の夜にまな板に乗せて囃し歌を歌いながら包丁で叩き、当日の朝に粥に入れる。(Wikipedia)

 

 

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